お見合いの常識 失敗しない心得

お見合いの準備

お見合いをすることになりました。
何を準備したらいいのでしょうか?

準備するものというと、写真、履歴書、家族書、身上書です。
この4つの資料は相手に自分を知ってもらう大切な資料ですので、内容をしっかり確認しておきましょう。
字がヘタだから、字を書くのが苦手だからといって他の人に書いてもらうのは絶対にやめてください。
上手に書けなくても一文字一文字丁寧に書いたものは心がこもっているので相手にもよく伝わるでしょう。

写真は男性だったらスーツ、女性だったら清楚なワンピースか振袖で写っているものにしましょう。
一般的なお見合い写真というものですね。
お見合い写真とは別に2〜3枚、スナップ写真を入れてもいいかもしれません。
普段の姿を知りたいと思う方も多いでしょうし、日常の写真だと表情も柔らかいのでいいですよね。
しかしスナップ写真はひとりで写っているものか、家族と写ったものにしましょう。
友達と写ったものだと、もしかしたら相手が友達の方を気に入ってしまうことがあるかもしれないからです。
それと、どの写真もなるべく新しいものを準備してください。
写真の裏に撮影年月日などを書いておくといいでしょう。

これらの4つの資料はすべて、自分のことを知ってもらう大切な資料です。
今まで会ったこともない相手なのですから、自分も相手のことをたくさん知りたいですよね。
それに相手だけじゃなく相手のご家族にも見られる資料です。
内容を十分に確認してから封筒に入れましょう

人気のお見合い相手

女性が選ぶお見合い相手で断トツ人気なのが医者だそうです。
「白衣の王子様」ともいうみたいです。
しかし収入が多いからという理由だけで選んでしまうと、実際結婚してから「こんなはずじゃなかった」と思ってしまうかもしれません。
ですから今回は医者のメリット、デメリットを挙げてみたいと思います。

まずはメリット。
これはやはり平均収入が高いことでしょう。
普通のサラリーマンの2倍から10倍の年収だといわれています。
そして社会的地位。
体調が悪くなったときに誰もがお世話になったことがあると思います。
人から感謝され、尊敬されるお仕事ですね。

次にデメリットです。
勤務医だと特に多いのでしょうが、夜勤や急患などで時間が不規則になってしまいます。
そして医者という職業は人間関係がとても複雑なようです。
上下関係が厳しいようなので、上司からの誘いは断れません。
付き合いが大切なのです。
それにストレス。
人の命にかかわる大事な仕事なので一般の方には考えられないほどのストレスをかかえている場合があるそうです。

このように、ここで挙げたことよりもはるかに多くメリット・デメリットはあると思います。
お医者さんだって普通の人間には変わりありません。
しかし、人の命を預かる特別な職業ということにも変わりありません。
「とにかく医者がいい」という女性には特に、このようなことを一度考えていただきたいです。
少なくとも結婚というのは人生の中でも特別なことです。
結婚生活を具体的に思い浮かべてみるのがいいでしょう。

お見合いの疑問点

お見合いについてみなさんが疑問に思っていることを調べてみました。

まずは釣書について。
釣書とは、お見合いをするために必要な写真や身上書、履歴書などの資料のことです。
昔から使っている言葉みたいなのですが、結婚相手としてふさわしいか、相手とつり合いがとれているかなどを決めるためのものという意味らしいです。

次にお見合いの費用についてですが、お食事をした場合にかかった費用は仲人の責任です。
当日もたもたしてしまわないように、男性側が仲人さんと打ち合わせしておくのがいいでしょう。

紹介者へのお礼についてですが、お見合いがうまくいった場合は結婚が決まった時点でお礼をします。
紹介者に結婚式の媒酌人までお願いする場合には、結婚式が終わってからすべてのお礼を兼ねて現金を送ります。
うまくいかなかった場合にはそれぞれがお礼をしましょう。
相手の立場や自分との関係などをよく考えて、現金やギフト券、同様の額の品物などを送りましょう。

再婚の場合ですが、自分にとって不利な内容でも世話人にはなるべく包み隠さず話しましょう。
子供がいるかどうか、前回はいつ結婚していつ離婚したか、離婚の原因なども伝えておかなければなりません。
相手が何も知らなくてうまくいったとしたら、相手にとってとても失礼にあたりますからね。

連絡先の交換はお見合い当日に行ってはいけません。
その日のうちに意気投合して電話番号など交換してしまうのは失敗のもとです。
世話人に「あとは二人で」と言われるまでは世話人を通じて約束などしましょう。

お見合いの反省点

お見合いについて調べていると、お見合いをしたことがある方の体験談の中には反省点というのも多く見られます。

「お見合いを受けてはみたものの、それほど結婚したいわけでもなかった」という方がよくおられました。
相手の方は本気で結婚を考えているのですから、「1回会ってみるか」くらいの気持ちでは相手に失礼です。
紹介者の方には日頃からお世話になっているからという理由でも、自分が結婚をそれほど意識していないのならお断りしましょう。
お見合いというのは当人同士だけの問題ではなく親と紹介者の関係もあるかもしれないので、お断りする場合には必ず丁寧にしましょう。

お見合いをすることに決まったら、相手や相手のご両親が自分のどんなところを見ているかわからないのでマナーについてはしっかりと勉強しておきましょう。
ある程度、最低限のマナーやルール、一般的なお見合いの流れなどは頭に入れておいた方がいいです。
緊張するものだと思うので、何も知らないと余計にパニックになってしまうかもしれないので。

お見合いをしてみて相手とは合わないと感じた場合、もう一度会うことはないでしょう。
「1回会っただけでお断りするのは失礼かもしれない」と思う方もいるでしょうが、答えを先延ばしにする方が失礼にあたります。
先延ばしにすることが優しいと思うかもしれませんが、結婚を真剣に考えている相手にとっては逆に傷つけてしまうだけです。
自分の中で結論が出ている場合には、すぐに伝えましょう。

お見合いの注意点

お見合いでは注意しなければいけないことがたくさんあります。

まずは服装です。
あらたまった格好でというのはもちろんですが、例えば女性が振袖を着ているのに男性はラフな服装といった感じでは困ります。
男性はシワのないスーツにワイシャツでいいでしょう。
清潔感のある髪型で臨みましょう。
女性はアクセサリーなどで飾り立てないほうがいいようです。
化粧も控え目のほうが、上品なイメージをあたえるみたいですよ。

双方の服装にあまり差が出ないようにあらかじめ世話人に聞いてみるのがいいでしょう。
やっぱり相手にいい印象を与えたいですもんね。

次にお見合い中の注意点です。
友達と話すのではないのですから、言葉遣いには十分気をつけましょう。
馴れ馴れしいのは禁物です。
自分の話を長々と話すのもいい印象は与えないでしょう。
相手の話にも耳を傾け、五分五分くらいの会話をしてください。
相手の話を聞き出そうと身の上調査のようになってもいけません。
うまくいけばこれからも会えるのですから、相手のことをもっと知りたいと思ったらゆっくり時間をかけて知っていきましょう。
過去の恋愛やお見合いの体験談などの話はもちろんタブーです。
相手はそんなこと聞きたくないかもしれません。
最後にタバコについてですが、最近は喫煙者が少なくなってきているようです。
相手がタバコを嫌っている場合も多いと思いますので、お見合いの席では吸わないようにしましょう。
どうしても吸いたいときは、二人きりになったときに相手に了承を得てから吸うようにしましょう。

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